今後の予定

帰国は予定どおり、8月7日のウィーン発とした。 8月8日の夕方成田着の予定。あと10日で帰れる。   8月後半は、昨年後輩に引き継いだ団体のイベント「日本・イスラエル・パレスチナ学生合同会議」に顔を出したいと思っている。   そして8月30日から9月10日まではアメリカにいる。 サンフランシスコ近郊のヨセミテ公園でイスラエル・パレスチナのピースキャンプが行われるのだが、それにゲストとして招かれている。(もちろん航空券、宿、食事等は向こうもち)   元々去年代表をしていた「日本・イスラエル・パレスチナ学生会議」に来た話だったのだが、現メンバーたちが私を推薦してくれた。期待に応えたい。   その後...

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パレスチナ人留学生を探してます

昨年、後輩に引き継いだ団体「日本・イスラエル・パレスチナ学生会議」は、今年もイスラエル人・パレスチナ人を日本に招致する予定だったのですが、情勢の悪化に伴いウエストバンク・ガザともに学生の招致を断念しました。   そこで今、パレスチナ人留学生を探しています。 夏の会議開催のためには、留学生を確保する以外に方法がありません。     私のブログ読者の多くが中東になんらかの関係を持っている方々だと思われますので、日本にいるパレスチナ人留学生のみならず、他国にいるパレスチナ人留学生に関しても何か情報がありましたら連絡ください。   本当によろしくお願いします。        ...

ルーマニアの空

ルーマニアの空はいつもどんよりとしていた。 もちろん晴れた日もあったのだけれど、でもなぜかいつも空が重いように感じた。   家から研究所までの行き帰りしていたことは、帰国までの日数の計算だった。 深夜閉じた瞼の中に浮かんでいたのは、日暮里や武蔵境の慣れ親しんでいた風景だったり東京にいる愛する人や仲間たちだったりした。       ずっと海外経験が欲しいと思ってて、「チャンス」とばかりに飛びついた今回の研究所勤務。 蓋を開けてみれば、それ自体には何の意味もない経験だった。   ある人が昔よく使っていた言葉に「見る前に飛べ」というのがあり、ここ二年ぐらいはそれを自分の中の標語としてきた。 だから研...

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帰国

早朝イスタンブールに着いた。 しかし観光のできる精神状態ではない。帰国したい。   これから旅行代理店を回って、日本行きのチケットを探してみたいと思っている。 ウィーン発の二週間後のチケットを持っているわけで、お金の無駄といわれればそのとおりなんだけれども、今帰らないといけないと考えている。 あとは所持金との相談だ。      ...

レバノン攻撃に際して

ブルガリア時間では二日連続、日本時間では今日二回目のブログ更新。   ガザだけでなく、レバノンまでが攻撃されている。 宿で見れるCNNから、ハイファとかナザレとか見覚えのある風景が、たびたび映る。   並行して行われているガザ侵攻の様子を見て、あの場所にいる友人たちの安否が気になる。 いつまで、こんなことを続けるつもりなんだろう。   友人が日記上で紹介していた、攻撃反対の署名のサイト。 http://epetition.net/julywar/index.php サイトの下まで行って、名前とメールアドレスを書き込むだけです。 その後はそのアドレスにメールが届くので、confirm「確認」 し...

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ソフィアより

ソフィアの日本人宿にて三日ほど沈没している。 滞在者は10名程度、すべて日本人だ。   ソフィアに来て三日目になるが、何もしていない。 そろそろ動き出さなければと思いながら、なかなか腰を上げることができない。 物価が安く食事もうまいソフィアでは、何もしなくても勝手に時間が過ぎていく気がする。     アジアや中東を旅しているとき、日本人宿なるものを少しバカにしていた。 海外に来てまで日本人とツルむことが、魅力的には思えなかった。   しかし、長旅をしている人たちの話はおもしろいし、日本語が使える分、言語的に楽だ。 日本にいるとなかなか出会えないような人の話も聞ける。居心地は本当に良い。    ...

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弱さを認めるということ

二日連続のブログ更新。 ****** 今マケドニアのオヒリドなるリゾート地にいる。 一人で過ごすリゾート地など、何の楽しみもない。 なので今日の夜行バスでブルガリアのソフィアにいきます。 ソフィアでブルガリア美女たちを戯れたいところだけど、そんな金はまったくない。 早く物価の安いトルコに入らないと、資金がつきる。 荷物を詰めたりで一度ルーマニアには戻らないといけないけど、研究所には戻らないことにした。 ****** 研究所にいたとき、周りはルーマニア人とアメリカ人・オーストラリア人だけだった。 いつも言語的に取り残されていて、つらかった。 街を歩いているとき周りから差別的な行動をとられるたびに...

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コソボ事情

コソボは居心地がよかったため、ついつい長居してしまった。 忘れないうちにコソボ事情を。     外務省の海外渡航安全情報によれば、コソボはイスラエル軍の攻撃が始まったレバノンのイスラエル国境付近と同列の扱いを受けている。退避勧告までカウントダウン、イラク一歩手前といった感じだ。   紛争が終わって7年が経った今も、まだ情勢が安定しないみたいだ。 入国する前はマケドニアで少々体を休め、コソボを前に緊張していた。       しかし入国後、そんな不安は消え去る。      予めチケットを買っておいたマケドニア発コソボ行きのバスに乗り遅れてしまい途方にくれていたところ、コソボ人のバスの運転手がアレン...

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From Kosovo

I am in Kosovo. Almost 1 week has passed sinse I came here.   Here is so beutiful.   Now I am tinking to go to Turkey, Bulgaria. If you have some imformations about these countries, please tell me.            ...

無関心と憎しみの連鎖の中、想像力は失われていく

深夜にマケドニアという非常にマニアックな国に着いた。手元のロンリープラネットによると、マザーテレサの生まれた国らしい。これから、コソボ行きのバスを探します。   実は小学生の時、非常にマセていた私は夏休みの自由研究で旧ユーゴの内戦について調べ発表した。 そういうわけで、ここもそれなりに思い入れのある場所だ。               さて、イスラエル・パレスチナを離れて二日がたった。 ガザの侵攻で21名が死んだことを、先ほどホテルで流れていたBBCを見て知った。       現地にいるとき、ラマンラ近くで毎週行われているデモを二回見学した。 デモはパレスチナ人が中心となって行われていたのだが...

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