父について①

それは先週の火曜日のことだったと思う。父とその恋人、そしてなぜかその娘が我が家まで来て朝までケンカしていた。僕は水曜日、単位を落とすか否かがかかったエッセイの提出日であったため非常にムカついていた。しかし、今週の火曜日の夜、父の恋人は家を出て行った。父もとりあえず、まだ離婚の成立していない二番目の奥さんのもとに帰ることにしたらしい。僕は当面、一人暮らしだ。 少し話しは重くなるしブログには適さないネタであるが、父について少し書いてみる。 僕と父はずっと疎遠であった。中学に入り僕が家を出るまでは父は「家に帰ってこない」存在であった。中学になると僕が家を出てしまったため、ますます疎遠となった。中二の...

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絶望の中で

弟に電話した。センター試験の結果が気になったからだ。感触としては、英語は9割弱、化学は9割程度だそう。ちょっと悪いが、明日で巻き返して欲しい。後期は東大に出せそうになかったら、京大に出すと言ってた。兄としては京都に宿ができると嬉しいが、東大に行きたいのならば東大に合格して欲しい。 ミーティングに向かうために電車に乗った。ふと去年の今頃が、頭の中でよみがえる。去年の今頃は絶望の中にいた。理由は数学、物理での失敗だ。 一日目の物理の試験が始まった時、頭が真っ白になった。30分ぐらいマトモに考えることができなかった。手も振るえ続けていた。 二日目、数学の試験が始まった時、緊張は最大に達していた。物理...

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故郷、湘南

12月31日、僕は家に食べるものもないしと、藤沢(いわゆる湘南ね)にある祖父母の家に戻った。この町は僕が中三の時から大学入学までの約6年間過ごしたところ。ここに祖父母の家と二番目の母の家がある。 祖父母の家には中三から高1までと二年間の浪人中暮らしていた。駅からの毎日通った道は懐かしく、さまざまな感情が蘇った。 祖父母の家で年を越す。二番目の母、父のみが同じ弟、父も母も違う妹が僕にはいる。会うつもりはなかったのだが、元旦祖父母の家をたずねてきていたので、顔を合わせた。まだこの二番目の母と父は正式に離婚は済ませていないから、この父方の祖父母の家にやってきていたのだ。 高校時代を思い出す。「運命」...

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クリスマス早く終われ

今日書こうと思っていることは題名の通りである。現在24日昼。 ここ1、2ヶ月マジで忙しかった。朝まで仕事しておた時もあった。ブログ更新の時間もなかった。あたかも団体に就職したかのような感じであった。ところが、 なぜか24日、25日だけ予定が空白 なのだ。仕事仲間も、飲み仲間も、この日だけは何故か皆忙しい。   ふと今までのクリスマスを振り返ってみる。 昨年クリスマスは二浪目。彼女はいたが、勉強にいそしむ。 一昨年のクリスマスは一浪目。彼女はいたが、勉強にいそしむ。 三年前のクリスマスは高校三年生。ちょうど本気で大学受験を目指し始めたころで、彼女はいたが勉強にいそしむ。ただこの時は彼女と一緒に勉...

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月曜日までの出来事を時系列に

木曜日の早朝家に帰った。 金曜日は国連大学でのシンポジウムのスタッフをやる。でも人が結構余ってたみたいで退屈でした。この日の夕方、ようやく新聞掲載用の見本が朝日新聞から送られてくる。感動。明日が待ち遠しかった。夜は塾講師のバイトに行き、その後友人宅へ。この日あった友人の大半は二年半ぶりに会った人たちだ。 僕は高ニの終わりから「人生このままでいいのだろうか」と思うようになっていた。人に迷惑ばかりかけ、生きる目的など何にもなくて、興味あるのは「どうやったら女の子にモテるか」ぐらいしかなかった。なんとなくだけれども大学に行こうかなと思い始めた時だった。目的なく大学に行くことには反発があったけど、この...

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高校時代

昼に起床し、学校でICU祭の準備。その後バイトへ。 今日、高校時代の友人から電話がかかってきた。半年ぶりに。そいつとは、浪人が終わったあと一度会ってる。高校時代そこまで仲がよかったわけではないのだが、今では唯一連絡をとり続けている同級生だ。 とりあえず近況を話す。学校のこと、学生会議のこと、そのほかのNGO活動のこと、学問のこと。そいつは今小説家を目指してて、明日新人賞に応募するらしい。うちの底辺校では唯一マトモな奴だ。 「変わったな」といわれた。「あの頃は本当に腐ってたけど」と。この一言が聞きたくて今まで頑張ってきたのかもしれないと思った。そろそろ過去への懺悔はすんだのかなとも思った。でも「...

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