木曜日の明け方、ラーメンを食った僕と前代表N氏は家に帰るため山手線に乗った。前に座っていたサラリーマンの読む日経の記事が目に入った。シャロンとアッバスが首脳会談を行うらしい。 「これでパレスチナが平和になって俺たちがやってたことが、結局何の意味のなかったってことになったりしてね」そうなったらいいと思う。それが最も望ましいことなのだ。そりゃ簡単には行かないだろうけど、可能性を信じてみたい。 「結局、二回の会議では中東和平ってものに貢献できたとは言えないよね。10回目ぐらいの会議で始めて意味がでてくるんだろう」とN氏がいう。この会議を通じて感じたものを、現地で参加者が友人、親戚、家族を少しずつ伝え...
...最近の個人的なニュースをいくつか
ブログを見て頂ければわかるように、最近はお陰様で毎日刺激的に過ごすことができております。そんなわけでブログに書きそびれたニュースをいくつか。 9日に合コンすることになった。相手は白百合やら中央やららしい。三年ぶりの合コン。楽しみだ。某N氏に合コンのお誘いをメールで送る。しばらくして返信が。 「生きる気力がわきました」 爆笑。 他のニュース。カトリックのイエスズ会の某グループから、パレスチナ問題についての連載依頼がきた。カトリック教会からの依頼だし、僕は国際基督教大学なる怪しい大学に通ってるし、「非宗教」を掲げている当団体としては、少々マズイかなと思う。それに僕は無神論者だし宗教というものが得意...
...最近思うことの羅列
最近考えてることを適当に羅列します。 将来について 今までは大学院に行って研究者になろうと思っていたんだけど、最近は「実は勉強嫌いなんでは」と思うようになってきた。正確に言えば、特定の分野以外の学問は好きではないような気がしてきた。端的に言えば、哲学やら経済学やらは読んでいて苦痛なのだ。電車に乗っている時これらの本を読んでると、「まだ吉祥寺か」「まだ中野か」みたいな気持ちになる。学者というのはあらゆる分野に精通しているべきであり、おそらく僕は学者に向いてはいない。 活動は好きだ。ただ能力を感じない。今日も渉外に某大先輩F氏と行ってたが、多分、人との交渉能力などの「活動」という分野に関しては、彼...
...NHKへの政治介入について
NHKの番組制作に関して政治介入があったかについて、今話題となっている。それに関して、いくつか思うことを述べる。 この度の政治介入についてのチーフプロデューサーの長井氏の告発は「間違い」とのNHK側の説明について言えば、この告発を行ったところで長井氏には何のメリットもない。プロデューサーとしての地位も名誉も捨てる覚悟をしての告発であったのだろう。そのことを鑑みて、事の真偽を考えるべきだ。しかし、言った言ってないの犯人探しの水掛け論を繰り返したところで、何の生産性もないかもしれない。ここでこの事件から考えさせられる、報道の問題点について述べる。 一つは政治家とマスメディアの「癒着」だ。残念ながら...
...ナショナリズムと靖国神社(2)
靖国神社境内の横にある資料館に入る。エスカレーターを上り展示を見る。 衝撃だった。そこには列強のアジア侵略から、太平洋戦争にいたる過程までが順々に描かれてたのだが、いかに日本軍の行った行動が「仕方なかった」か、そして日本のアジア侵攻によってアジアが「開放」されアジアの人々にどれだけの「勇気」を与えたのかが描かれていた。そこには、過去への反省を未来に結び付けていくような、そんな生産的な試みがなされる土壌はなかった。 「国家」はあくまで国民を守るためのもの。その手段にすぎない。 しかしながら、ここでは日本兵の死を「その勇気をたたえる」のみで、「その死を導いてしまった過去へ懺悔」の姿勢は全くなかった...
...ナショナリズムと靖国神社(1)
最近ふざけたブログを書きすぎた。昨日はなかなか充実していたので、真面目な話を書きます。 12時半、某シンクタンクの研究員Sさんの方とランチの約束があったので新宿へ。ロシア料理をご馳走になる。店員にロシア人の女の子がいた。中東に行った時にモスクワ空港で見た以来のロシア人。やはり東欧の女性は美しい・・・ Sさんは仕事とは別に満州の研究をなさっている方。戦争責任の話になる。 「戦争責任」といった時、それは国家単位の話に収束しがちだ。そこに大きな落とし穴があるのではないかと僕は考えている。 確かに中国側の行った行為にも非人道的行為が多々あり、、「日本の戦争責任」についても中国側の政治的利用といった側面...
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