良いことも悪いことも、全てを。

僕は定期的にはまる学者がいる。姜尚中、宮台真司、サイードと浪人中は夢中になってたのだが、最近自分の中で熱い学者が再び現れた。小熊英二っていう慶応の助教授。浪人中も軽くは読んでいたのだが、先日ちゃんと読み出した。彼は天才だと思う。分析力だとずば抜けてる。またいつか彼について書く。   土曜のミーティングの後は、リング代表のゲッツ家にて新年会。当団体からもイクミ嬢とヨーコ嬢を連れてく。仕事の打ち合わせがあったので、ゲッツ家の近くに住むF氏もいらっしゃる。他にもゲッツのお友達が何人かいらっしゃる。 ブログがワンパターンでしつこいみたいなご意見を某F氏から受ける。ブログを付け始めた動機は、戦略的リソー...

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先週読んだ本。

とりあえずリスト化してみる。最近ほとんど勉強していないので、このブログで読んだ本を晒す。これをペースメーカーにして、今後頑張りたい。 「遺伝子の技術、遺伝子の思想」 広井良典著 中公新書 宿題の論文を仕上げるために買って読んだが途中でテーマを変えたため、深く読んでない。機を見てまた読むつもり。 「はじめての生命倫理」 トーマス・シュランメ著 剄草書房 論文のテーマとして書きたかったパターナリズムやらのことが載ってたため読んだ。かなりわかりやすい。 「創価学会」 島田裕巳著 新潮新書 僕は無神論者であるから、逆に「宗教を信じる人」の心理に非常に興味がある。特に新興宗教に関しては全く無知なので知っ...

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二年という月日の中で僕は何を得たのだろうか?

金曜日は学校に行けなかった。寝不足で限界が来ていた。英語の授業で出された、月曜日が期限の論文をまだ書いてなかったので朝まで論文書いてた。四日遅れ・・・昼に起床し、メールにて提出。 木曜家に帰った後に書き始めたのだが、未だにテーマを決めてなかった。何も思いつかず。普段エッセイの宿題が出されると、特に新しい本も読まず今まで読んだ本の中からテーマを引っ張り出していた。ところが、今回は学校から出されたテーマが悪かった。"bioethics"に関するテーマを指定されたのだ。 やはり今回もエッセイのために新しく本を読む気もせず本棚の前をうろつく。テーマに沿った本がなかなか見つからない・...

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昨日について

昨日は妙に感傷的なブログを書いてしまった。いつもはある程度他人(つまりこのブログを見てくれている人)を意識して書いてるのだが、昨日のブログは自分の思ったことをただ羅列しただけだった。 ここのところ忙しくて、毎日3時間ぐらいしか寝てなかった。最近ゲームやらをしてボーっと過すことを好み始めた僕にとって、これはかなりの苦痛であった。更に、将来についての悩みや二年生になれるかという危機感も重なって、あんなブログを書いてしまった。K嬢は心配してメッセで話しかけてくださった。ご心配おかけしました。 今日朝6時まで宿題をやってたのだが、その後寝て今起きた。学校はサボり。久々に6時間も寝た。宿題はメールに添付...

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最近思うことの羅列

最近考えてることを適当に羅列します。 将来について 今までは大学院に行って研究者になろうと思っていたんだけど、最近は「実は勉強嫌いなんでは」と思うようになってきた。正確に言えば、特定の分野以外の学問は好きではないような気がしてきた。端的に言えば、哲学やら経済学やらは読んでいて苦痛なのだ。電車に乗っている時これらの本を読んでると、「まだ吉祥寺か」「まだ中野か」みたいな気持ちになる。学者というのはあらゆる分野に精通しているべきであり、おそらく僕は学者に向いてはいない。 活動は好きだ。ただ能力を感じない。今日も渉外に某大先輩F氏と行ってたが、多分、人との交渉能力などの「活動」という分野に関しては、彼...

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NHKへの政治介入について

NHKの番組制作に関して政治介入があったかについて、今話題となっている。それに関して、いくつか思うことを述べる。 この度の政治介入についてのチーフプロデューサーの長井氏の告発は「間違い」とのNHK側の説明について言えば、この告発を行ったところで長井氏には何のメリットもない。プロデューサーとしての地位も名誉も捨てる覚悟をしての告発であったのだろう。そのことを鑑みて、事の真偽を考えるべきだ。しかし、言った言ってないの犯人探しの水掛け論を繰り返したところで、何の生産性もないかもしれない。ここでこの事件から考えさせられる、報道の問題点について述べる。 一つは政治家とマスメディアの「癒着」だ。残念ながら...

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後悔とその先にあるもの

ここのところ、生活に張り合いがない。自分なりに分析してみると、理由は二つあるような気がする。 一つ、勉強不足。 明らかに勉強時間が足りてない。学校の宿題をやらないのはまだいいが、自分の勉強すらほとんどやってない。一週間に一冊程度の読書量だ。読んだ本も、丸山真男やらウェーバーやらの、難解で奥深い古典的名作ならまだしも、単なる新書だ。学問と活動を両立する人間でありたいと願いながらも、努力が足りない。 とりあえずちょっと遅い新年の誓いとなるが、今年は学校の宿題をきちんとこなし海外の院進学に向けて成績を上げつつ、自分の勉強を行う。このブログにて毎週読んだ本を晒して自分への戒めとしたい。 二つ、彼女がい...

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絶望の中で

弟に電話した。センター試験の結果が気になったからだ。感触としては、英語は9割弱、化学は9割程度だそう。ちょっと悪いが、明日で巻き返して欲しい。後期は東大に出せそうになかったら、京大に出すと言ってた。兄としては京都に宿ができると嬉しいが、東大に行きたいのならば東大に合格して欲しい。 ミーティングに向かうために電車に乗った。ふと去年の今頃が、頭の中でよみがえる。去年の今頃は絶望の中にいた。理由は数学、物理での失敗だ。 一日目の物理の試験が始まった時、頭が真っ白になった。30分ぐらいマトモに考えることができなかった。手も振るえ続けていた。 二日目、数学の試験が始まった時、緊張は最大に達していた。物理...

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アラブ協会新年会

金曜日授業が終わった後、普段着と化し始めたスーツを着て向かった先は浜松町のアラブ協会。今日は新年会。高名な学者やジャーナリスト、官僚の方々が多くいらっしゃった。学生は当団体のメンバー4人のみ。学者、外務省の方、各新聞社の方やNHKの方に挨拶。名刺交換。人脈作り。 この日いらっしゃったNHKの記者さんは、エルサレムで僕がお会いしたエルサレム支局の記者Wさんの前任者だった。「話はWさんから聞いてたよ。君達がエルサレムに来た頃、まだ僕はエルサレムにいたんだよ。」と言われる。世界は狭い! パレスチナ人ジャーナリストと食事をした時にいらっしゃった読売新聞の記者さんもいらっしゃった。お話する。 アラブ研究...

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二浪会

僕は自分が代表を務める「日本・イスラエル・パレスチナ学生会議」以外にも、ある団体の副代表を務めている(笑)それは「二浪会」なるサークルだ。「じろうかい」と読む。 メンバーは5人。一人は一浪、四人は二浪だ。活動内容は集まって飲むことが主。またお互いを助け合おうという趣旨もある。詳しくはicuのホームページ参照。 僕は大学にほとんど友達がいない。っていうか大学好きじゃない。二学期頃は辞めて中東に逃亡しようと思ってた。今は団体の代表になってしまったので、計画は断念したけど。今も週三しか授業ない。これはicuの一年生にしては、かなり珍しいことだ。うまく授業をまとめた。それでも週に二回ぐらいしか大学に行...

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