同じような一週間が始まり、同じような一週間が終わっていく。
月曜日は憂鬱な気持ちで始まり、金曜日は開放感でいっぱいで、日曜日は昼ぐらいから徐々に憂鬱になる。
桜の季節がやってきたと思ったら、もうクールビズで、きっとこれからあっという間に寒くなり、そうやって同じような一年が何度も繰り返されるのだと思う。
けれども、毎月決まった日にちゃんと給料は振り込まれ、年収は100万ずつ上がっていく。
数年すれば駐在のチャンスがやってきて、仕事もどんどんおもしろくなる。(たぶん)
そうこうしていくうちに結婚して、子どもができて、自分が何をしたかったか、なんて考えなくなるのかもしれない。
そういう生き方に、心のどこかで憧れていた。
地に足をつけて生きる、というのはそういうことだと思うから。
でも、「先が見えている」ということがこんなに寂しいとは知らなかった。
2009年6月10日
nagiです。私も2月から何故か会社員に。この文章を読んでいて、とある本を思い出しました。真木悠介「気流の鳴る音―交響するコミューン」(ちくま学芸文庫)著者(=見田宗介)のゼミには、大澤真幸や宮台、小熊らが参加していたらしいですよ。僕はこの本の「大地を根付きながら、大空を舞う」という言葉を座右に置いています。
2009年6月11日
見田宗介の本、まだちゃんと読んだことないんですよねー社会学やってたのに。読んでみます。ありがとう。
2009年6月13日
引き続き、nagiです。めずらしく、以前に書評を書いていたので、気が向いたらご参考までに。http://www.naginagi.jp/2006/02/post_18.htmlちなみに私は、現在はだいぶデカい岐路に立ってます。汗