先週は後半少々忙しく、読書サボった。
「<癒し>のナショナリズム 草の根保守運動の実証研究」 小熊英二+上野陽子著 慶応義塾大学出版会
小熊英二ほど、現代日本のナショナリズムを細緻に分析している学者はいないのではないか。また、上野氏の論文はフィールドワークに基づいて結論が出されているところが興味深い。久々に「読み始めたら止まらない」本を読んだ。
「サンデー毎日 1月30日号」
アラブ協会で知り合ったアフリカ研究者の方のルポが載っていたので買った。またNHKの政治介入の問題も高橋哲哉が原稿を寄稿していたので、興味があって読んだ。こういった週刊誌もたまに読むとおもしろい。隅から隅まで読むと知らなかったことも多くあり、ためになった。
「季刊 アラブ」
アラブ協会で二週間前もらったのだが、全く読んでなかったが、二日かけてじっくり読んだ。アラブの専門雑誌。実はイスラエル・パレスチナについて以外はあまり詳しくないので、この雑誌は非常に勉強になる。
「現代イスラムの潮流」 宮田律著 集英社現代新書
まだ読み終わらない。実は我が祖父からの借り物。こんな本を80歳になってまで読む祖父を尊敬する。
先週は読書量が少なかった。猛省。土日に全く読まなかったことが響いた。今週は一日一冊読みます・・・