私の「人生コンサルタント」として、いつも色々と相談にのって頂いている方がいる。3ヶ月前まで某国の日本大使館で専門調査員として働かれていたK氏だ。そんな彼から「お前みたいなのが、なんで平和活動みたいなことやってんの?」と聞かれた時、「感情の問題だと思います。」と答えた。「それって怒りだろ?」
私は別に人を幸せにしたいとか、そういった感情はあまりない。ただ不条理なものをみると怒りがわくだけで、それは私の家庭環境とかに由来するのかもしれないしそれはわからない。
そしてその怒りはイスラエル・パレスチナの情勢だけでなく団体内での出来事でも同じことだ。気の優しいメンバーや立場の弱い後輩が、立場の強い他のメンバーから仕事を押し付けられていたり一生懸命こなした仕事を台無しにされたりするのを見ていると、怒りがわくだけ。別に仲間思いなわけではない。
K氏は今回の夏会議に後半の4日ほど参加してくださったのだが、その時の私を見て感じ取ったらしい。
そんなK氏から昨日メールがきた。「もっとその感情をコントロールした方がよいと、怒りに流されて突進すると自分も周りも傷つけると、そしてもう少し尖らず「凡庸」に生きて欲しい」との内容だった。
少しだけ気が楽になった気がした。