10時過ぎに九州大学に到着すると、控え室に通される。そこで担当の方と短く打ち合わせをする。その後、交通費やらホテル代やら謝礼やらが渡されたのだが、その合計金額が6桁を数えた。必然的に気合が入る。
11時ワークショップ会場に入る。はじめは畠瀬先生のワークショップだ。カール・ロジャースのエンカウンターグループに関する映画、「鋼鉄のシャッター」を見る。
これは30年前にカール・ロジャースが北アイルランド紛争の当事者たちを相手に行ったエンカウンターグループに関する映画である。エンカウンターグループとは、端的に言えばグループで行うカウンセリングのこと。集団の中で自分の思いを語り、その中で自己を癒すというというカウンセリング術。詳しい説明は下記を参照。日本語でいいソースがなかったので英語で。↓
A method of psychotherapy developed in the 1960s, in which a small group of people engages in intensive interactions to increase self-awareness and improve interpersonal relations. Group members are encouraged to be completely honest and open, reacting to one another with their immediate feelings, while exploring the entire range of emotions.
answer.comより(http://www.answers.com/topic/encounter-group)
この技術を北アイルランド紛争の解決に応用できないかとしたのが、カール・ロジャースだ。北アイルランド紛争で対立するプロテスタントとカトリックの人間の双方を招き対話の機会を提供する。そしてこの映画は、その参加者の心の動きを克明の捉えたものだった。
2005年9月29日
でました、エンカウンターグループ!世界規模で理論を実践に活かしていたロジャースはやはり偉大な学者の一人だと思います、ハイ。安田くんおつかれ。
2005年9月30日
実は俺、あんまりロジャースについて詳しくないんだよね。今度教えてくれ!!