◎学生時代お世話になったNGO「エクマットラ」のクラウドファンディングの宣伝です(スタディクーポンが終わったばかりで恐縮なのですが)
https://readyfor.jp/projects/ekmattra55
私が応援しているバングラデシュのNGO、Ekmattra Japan エクマットラジャパンのクラウドファンディングの紹介させてください。
(本日、クラウドファンディング終了です)
エクマットラとは、2003年に渡辺大樹さんがバングラデシュの大学生たちと立ち上げた、ストリートチルドレンを支援するNGOです。創設から14年、現在ではスタッフ50名を抱えるバングラデシュでは有名なNGOになりました。
私とエクマットラの出会いは、2006年、私が大学3年生の頃です。
当時、バングラデシュの娼婦街でドキュメンタリー映画を創っていた私(今も細々製作中・・・)は、インターネット検索で知ったエクマットラに、「インタビューの翻訳に協力してほしい」とお願いに行きました。
そこで出会った渡辺大樹さんに、当時大学生だった私はとてつもなく大きな影響を受けました。
まず、ベンガル語が現地人たちと全く同じレベルで使えること。現地のことを100%理解した上で、本当に現地に必要な支援を考え抜いていることです。
その上で、「日本から寄付をもらわない」ことを15年間ポリシーとしていました。なぜなら、「現地の課題は、現地の人たちで解決するべきだ」と渡辺さんは考えていたからです。渡辺さんは、バングラデシュの大手企業や富裕層を回り、ベンガル語を用いて、寄付依頼をしていました。
「バングラデシュという国が、どうあるべきなのか」
「バングラデシュの人達は、どうあるべきか」
現地人と同じ目線で考え抜いてました。
「僕もこんな人になりたい」
社会問題に取り組む上で、「当事者の目線を徹底的に持つ」という姿勢は、私は起業当初からとても大事にしていることです。
その姿勢は、全て渡辺大樹さんから学びました。
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それから10年、久々に渡辺さんにお会いすると、クラウドファンディングを始めたとの事でした。
積極的には「日本からの寄付を受け取らない」
そう決めていた渡辺さんが、初めて日本で大々的に寄付募ることにしたそうです。
ストリートチルドレンたちのための全寮制の職業訓練校を作りたい。その準備を9年かけてやってきた。けれども、どうしても最後の数百万が足りない。
そこで、今回クラウドファンディングを始めることになったそうです。
私は聞きました。
「ストリートチルドレンの寄宿舎に、そんなにお金をかける必要があるのか?」
すると、渡辺さんは答えます。
「ストリートチルドレンたちの学校だからこそ、富裕層の子どもたちが通いたくなるような施設が必要なんだ」
「ストリートチルドレンこそ、豊かな教育を受けるべきなんだ」
私は自分の浅はかな発想を恥じました。
渡辺さんが目指しているのは、ストリートチルドレン達が大逆転できる世界です。どんな状況にあったとしても、平等に機会が提供されている社会。
私はその理念に100%共感し、この度クラウドファンディングの応援をすることにしました。
寄付できない方は、少なくともシェアだけでもしませんか?
詳しくは、本文をお読みください!!
https://readyfor.jp/projects/ekmattra55