競合の登場と社会的意義

年明けから、弊社の社員向けに週報を書くことにした。

塾の校舎が代々木と秋葉原、行政から委託を受けている事業所が東新宿、中退予防のお手伝いをさせて頂いている専門学校・大学が全国にある中で、どうしても僕自身が現場と離れてしまっているからだ。

週報は毎週の経営課題の話が中心にしてるのだけれども、その中で僕個人の日々の雑感も書くことにしたので、ブログにもアップしておこうと思う。

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安田です。みなさん、年末年始はいかがお過ごしでしたか?

33歳独身の年末年始は、友人たちと沖縄に行ったり大阪で天皇杯決勝を見に行ったりしていました。
そんな僕のプライベートの今年の目標は結婚です。

さて、今日の話は「ウェブのマーケティング」です。
僕がキズキを作った頃、不登校・高校中退の方々を対象とした塾は、日本にほとんど存在しませんでした。だからこそ、この社会に必要だと感じ起業したのです。

けれども、僕が起業してから数年経つと、幾つかの業者が出てきました。
それら業者の初期のウェブサイトや料金体系、文章などは、明らかに弊社を真似したものでもありました。

キズキという会社で考えれば、このことはとても辛いです。
経営者としても、とても苦しい状況です。

しかし社会全体で見たら、どうでしょうか?
不登校・中退の方に多くの選択肢ができたことになります。

ウェブサイトは不登校や高校中退、引きこもりの方々にとってとても重要です。
友人関係が絶たれた多くの若者にとって、「インターネット」は重要な社会との接点だからです。

彼らが「通いたい」と思える塾のホームページを作り、
何年も引きこもっていた彼らが実際にアクションを起こすことを手伝うことは、「支援」の第一歩になります。

競合が出てきた悔しさを味わう度に、「これは社会にとって良い方向になる」と思い直し、日々の仕事に取り組んでいます。

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