NHKヘの出演

月曜夜、NHKにて特集を組んで頂いた。10分弱のいい番組だったと思う(自分で言うのもなんだが) それから問い合わせの電話が鳴り響き、そのうち数件は保護者の方からの電話だった。そこで団体として、相談窓口を持つことに決めた。http://ameblo.jp/kizukijuku/ もし周りで悩まれている方がいらっしゃいましたら、お伝え下さい。 少しずつだが、事業は着実に動いている。...

「正しそうに見えること」

先ほどまで、NHKに頼まれた過去の活動の写真を整理していた。とうとう放映は明後日金曜にせまっている。 それにしてもイスラエル・パレスチナ、ルーマニア、バングラデシュ・・・地に足のつかない生活を送ってきたなぁ写真を見ながら思った。本当に20代前半は、世界をフラフラと生きていた。 けれども結局日本に戻ってきたのは、「助けたい誰か」が見つからなかったからなのかもしれない。どんな場所にいても、生まれてきた感情は「同情」ではなく「共感」だった。何かを「一緒にやれたら」とは思ったが、何かを「やってあげたい」とは思わなかった。 ****** 援助は自立を潰すとか、そういう底の浅い議論をしたいのではない。彼ら...

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南国への帰省

年末年始は南国に帰省していた。 もちろん日本語が最も得意な言語だし、海外に出始めたのも20歳を過ぎた頃だった。それに現地の美点ばかりが見えているわけではない。キツイことも山のようにあった。 それでも、僕にとってはあちらの方が心地よい。その理由をよく考えるのだが、一つに「人と社会」の関係性があるように思う。 ****** 例えば、洋服屋の店員が椅子に座って携帯電話をいじって客に見向きもしない、なんて光景はイスラエル・パレスチナでも、ルーマニアでも、バングラデシュでも、タイでも、当たり前に見られる。 確かに服屋の店員が常に立って笑顔を振りまいている必要はない。経済効果もたぶんない。座って携帯電話を...

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