ということを、世界各地で考えてきた。 グローバル企業の進出による人の移動でスラム化するダッカ、低賃金労働力として働かされるバングラデシュの人々は勿論のこと、資本主義導入後急速に貧富の差が拡大したルーマニア、同じくポルポト後の「経済発展」により貧富の差が拡大したカンボジア・・・ 実は経済発展なんてしなくても、それなりに楽しく皆生きているんじゃない?っていつも疑問に思っていた。 そして、そういうことを相対化して考えたくて、商社という道を選んだのでした。 昨日、就職活動中の大学の後輩と会う機会があったんだけれども、BOP(Base of Pyramid)ビジネスについて話している時、ある...
...個人メモ
バレンタインの今日は、大学の後輩E君と会った。お互い最近まで「やっかい」な状況だったわけだが、一緒に励ましあった仲である。 その後、大学の同級生で某シンクタンクで働くT君に会う。「将来なにやりたいんだろ」とお互い悩みあう仲である。 ちなみに、男と過ごしたバレンタインは中学以来だった・・・切ない。 以下、個人メモ。いい加減、将来的な着地点を定めたいと思っている。 関心地域:アジア(日本~インド)、イスラエル・パレスチナ 関心対象:社会の底辺にいる人々、広義の「貧困」(先進国・途上国問わず)←むしろ、先進国も途上国も問題の根源はあまり変わらないのでは?先進国vs途上国の図式はもう古い。...
...駄目兄貴
弟が某外資系投資銀行のIBDに行くことになった。 嬉しい反面、悔しい、複雑な心境。 最近は実家に帰ってたのだが、就活中もひたすらFFをしていた弟。 「少しは金融の勉強しないと、受かんないじゃないか?」 と某投資銀行でジョブをしていたことが自慢の兄として催促したわけだが、 「金融の勉強しなきゃ受からないなら、面倒だから行かない」 と今度はサンシャイン牧場から目を離さなかった・・・ 大学受験の時も、冬までひらすらウィニングイレブンをやっていながらT大に受かり、適当に勉強して院に行き、適当に就活してIBD・・・ ちなみに去年は二週間の勉強で、国家公務員一種も受かっていた・・・ 人と比べること...
...動き出した友人
先週、久しぶりにある友人に会い、話し込んだ。 4年前イスラエル・パレスチナでNGOをしていた時、代表であった僕の右腕となって活躍してくれていた友人だ。 いや「右腕」というのはだいぶ失礼な表現で、彼が僕を成長させてくれたという表現が正しいだろう。 NGOとはどうあるべきか、市民社会とはどうあるべきか、という理論から始まり、事業計画書や財団申請書の作成方法、ニュースレターやウェブサイトといった広報の方法まで、あらゆることを教えてくれた友人だ。 そんな彼は、今地元に帰って自ら興したNGOを始動させている。 彼の事業プランを聞かせてもらったのだが、これが非常におもしろい。(どうおもしろいかは、...
...大人になる、ということ
大人になる、ということは難しい。 それは金銭的なものだけではない。むしろ、金銭的なことに限って言えば、僕は「大人」だったと思う。 高校時代からアルバイトで必死に生活をしてきたし、大学時代はベンチャーで働いた給料や奨学金によって生きていたのだから。 そうではなくて「大人になる」ということは、何にも依存しない、ということだと思う。 地位にも名誉にも、恋人にも女性関係にも、そして家庭環境や過去の栄光にも。 つまり、自分の責任でいきていくという覚悟のようなものだと思う。 この一年間で色々なものを失ったけれども、そうでなければ「大人になる」ということの意味に気づけなかったんだろう。 そろそろ前を...
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