セルビア語とベンガル語

映画を見まくっている。 僕は前回も書いたように、エミール・クストリッツァの作品が一番好きななのだが、今日も「黒猫・白猫」という作品を見ていた。 これもヴェネチア映画祭で銀獅子賞を取っているらしい。 (ちなみにこの作品に出ているセルビアの女優"Branka Katić"が、めっちゃ好み)   気づいたことが1つ。 意外にも、セルビア語とベンガル語が似ているのである。   例えば、数字。 1,2,3はエク・ドゥイ・ティンとベンガル語では発音するのだが、セルビア語でも同じだった・・・ あと、「人間」とか「奴」とかいう意味で使われる「マヌシュ」、これもセルビア語で同じように聞こえた...

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映画生活

連休中は映画ばかり見ていた。   流行ったから、という理由で敬遠していた「バベル」を今更DVDで見た。 心が通じ合えない一つ一つのストーリーが最後で繋がる、良い映画だった。   色々な人に勧められながらも見ていなかった「City of God」を見た。 ただ、スラムの悲惨さを描くだけでなく、そこに横たわる喜び、悲しみといった日常がちゃんと描かれていた。 社会や世界の複雑性と不条理もちゃんと描かれており、特にラストは圧巻だった。エンターテイメントとしても良かった。   そして久々にキム・キドクの「サマリア」を見た。 援助交際の中で自分の居場所を探す少女たちと、それを知ってしまった父親の苦しみ、そ...

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他者について

この半年間は色々な変化があって、自己と他者について、よく考えていた。 思い通りにならない他者がいてこそ世界は美しい、なんて言葉は聞き飽きたけど、それでも僕はそう思いたい。 つらいことばかりだったけれども、気づいたことはそれ以上にあったはずだから。   ****** 大学時代ぐらいまで「努力」さえあれば、すべて他者は全て自分のコントロールできる存在だと思っていた。 (自分で言うのもなんだが)高校までは顔さえよければモテたし、大学に入っても気に入った女性とは何らかの関係になっていた。   イスラエル・パレスチナでも(学生レベルでは)活躍できたし、ルーマニアで働くチャンスも得た。バングラデシュの日々...

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恩人の死

今日の日記は自分の気持ちを整理するために書いています。   恩人がなくなった。5年前パレスチナで会った人だ。自殺だった。   3年前、ドキュメンタリー映画を作ろうとしている僕に、映像について一から教えてくれた人だった。 僕が使っているPC(映像編集用)も、カメラも、ヘッドフォンも、全て彼に選んでもらったものだった。 映像編集用ソフト(プレミア)は彼からもらったものだった。   有名なアーティストたちのPVやCMなどの編集で活躍していた彼だったが、去年ごろからよく「正しいことをしたい」と語っていた。 徐々に「お金になる」仕事をセーブして、自らが制作していたパレスチナのドキュメンタリー映画の仕事に...

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