入社式だった。配属が言い渡された。
正確な部署名を書くのは控えるが、エネルギー・金属部門で石油・ガス関連の仕事をするらしい・・・
一番人気のある部門だし、商社の花形なのだろうけれども、石油・ガス関連は一番携わりたくないビジネスの1つだった。サウジとかドバイに飛ばされたらどうしよう・・・アフリカかもしれない。
配属面談で、「ベトナムとかどう?」との問いに、「もっときついところに飛ばしてください、アフリカとか。」と返答してしまったことを今更後悔した。(タイに駐在して連日タニヤで接待されるのが、夢だったのだが・・・)
石油・ガス関連ビジネスは、僕が今問題意識を持っているフィールドと、余りにかけ離れている。
景気悪化の影響は商社の配属も左右したのか、今年はコーポレート(経理や財務や人事など)に配属された者が多かった。その中で営業に行けたのは幸運だったのかもしれない。
けれども、自分がありたい姿から、どんどん離れて生きそうで怖い。
帰りに、大学時代にいつも行っていた新宿のジュンク堂に寄って昔を思い出していたら、妙に切なくなった。
イスラエル・パレスチナも、バングラデシュも、カンボジアも、全てが遠くに行ってしまいそうだった。
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今日は、会社の制度説明がほとんどだった。
心配事は二点。
・ちゃんと残業代は出るか、どれだけ有給を消化できるか。僕は僕のために働くので、妥協するつもりはない。
・しかし、給料が安い・・・残業代含めても、初年度は年収400万円満たないかも。外資コンサルに行ってれば、その1.5倍だった・・・(商社を選んだことに後悔はないが)
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4月は研修の日が多くて、早く帰れそうです。
皆さん、夕飯でも食べましょう。
2009年4月2日
エジプトなんかだったらイスラエルも近いし、いいんじゃない?同じ会社のYはどこに配属になったのかな。3月にいろいろ職探しをしていたけど、本当に厳しかった…商社が営業を削るなんてことあるんだね。びっくり。
2009年4月2日
まあ、めし食うっていうのは、そういうことでもあるから、しばらく我慢するだね。そのうち、それなりに面白くなってくるよ。御社は、ひょっとしてエジプトで石油やっているのではなかったでしょうか? すぐはないかもしれないけど、僕がいるうちにカイロで会えるといいね。サウジはなんだけど、資本主義的に見てドバイとかはとんでもない世界なので見ておく価値はあるかも。印パキほどではないけど、バングラ人も多数働いているようです。ブルーカラーだけじゃなくてホワイトカラーで、先日、ドバイナショナルバンクの秘書=男=に1人いました。
2009年4月2日
>annaエジプトには行きたいけど、エネルギービジネスは自分が商社で考えたかったことと、かけ離れていて・・・Y君は経理。そういえば、彼結婚したね~商社のビジネスは投資中心になっているから、特に財閥系ではかなりの人数がコーポレートだよ。だから、不景気とは無関係の部分もあるかもね。>Daisukeさんええ、もしかしたら出張でエジプトの可能性もでてきましたよ!チャンスがあれば、是非是非カイロでお会いしましょう!お金を稼ぐことと自由を得ること、この二つをどのように両立していくのか、悩ましい限りです。まぁしばらく我慢ですね。お金がないですから・・・ドバイはちょっと期待することにしますね。
2009年4月2日
不景気だと管理部門を削減していくのかと思いましたが、逆なのですね。エネルギー関連はやりがいのある分野だとは思いますけどね。まあ、個人の価値観次第ですか。ところで、最近どこぞの商社から政府が2008年度いCO2を200万トン程購入したみたいですけど、ご存じですか?
2009年4月2日
現在の商社は投資が中心なので、こういう時代こそコーポレートをしっかりしてリスクに備えるのが傾向らしいですよ。(某財閥系商社の友人談)僕は途上国の近代化・発展・グローバル化に伴う問題に関心が強いので、産油国には全く興味がないんですよ・・・あと、女の子がかわいい国じゃないと、モチベーションが湧きません・・・排出権取引は僕の専門外なので、よく分からないです。エネルギー関連ということで、今後勉強しないといけなそうですね・・・
2009年4月3日
ははーん、人生、なんでもうまくいくってわけじゃないよねー。気持ちはよく分かる。しかし、営業で、海外と関われるという点だけにおいては、国内の人事や会計なんかに配属されるよりはるかにましな結果だったと思ってまあ、受け入れられるといいね。グローバル経済のまさに最先端を経験できるのは、きっとゆーすけのキャリアにはプラスだよ。エネルギーは、確かに、ゆーすけの興味とは大きく違うってことは分かる。でも、キャリアとしては、十分過ぎる花形だよ。5年間、一回海外勤務して、バイバイという覚悟をしっかりもって、修行だと割り切って、なんとかやりがいを見出してくれ。イランやイエメン勤務とかだとすっごく楽しいと思う。オマーンでも、ま、OK。サウジなら、もうそれは、自虐的に、あの地獄を自らの人生を掛けて体験できるなんて、なーんて貴重な経験か!って思うやつは、あまりにポジティブシンキングのアホだよなー。いやなものはいやだ・・・サウジ勤務になったら、シーア派のまっとうな友人たちを紹介してやるから、なんとか彼ら被抑圧者とともに、体制と戦って、生き延びてくれ。シーア派の人たちからアラビア語習えばいいよ。サウジ勤務になったら、嫁を捕まえて、一蓮托生で、サウジ連れて行くしか、生き延びる道はない。独身だと心身ともに破壊されるので。マジで。
2009年4月3日
同業じゃん。私石炭だけど。
2009年4月4日
>鬼頭さん5年で海外勤務が決まって、駐在から帰る頃には入社10年目とかになってそうです・・・中東には出張はしたいけど、住みたくはないです。昼間から屋外でビールを飲みたいし、豚肉が食べたいし、美味しい日本食や中華がないと、僕は生きていけないことに気づきました。サウジ勤務になったら辞表を出しますんで、ご心配なく笑>いくみ同期の一人が石炭部配属されたよ~俺は油田やらを開発する仕事です。まぁまだ配属されてないから、分からないけどね。
2009年4月4日
>お金を稼ぐことと自由を得ること、この二つをどのように両立していくのか、悩ましい限りまあ、親の資産を当てにできるご身分とかでなければ、普通の日本人は一生、悩み続けるわけです。それが普通ですから安心してください(笑)最近の人たちは、すぐに辞めるということを口にしますが、ひとつところを掘り続けなければみえてこないものもあると思います。それが必ずしも、ひとつの「会社」に務め続けるということを意味しなくてもね・・・油田開発の仕事ですかあ。それじゃあ、御社の場合、いま、まさにエジプトですね。エジプト、りっぱな「途上国」だよ〜ん。エジプトでいいじゃん。会社に無理言って、来年、赴任して来いよ(笑)
2009年4月4日
>サウジ勤務になったら辞表を出しますんで、ご心配なく笑まあまあ、あくまでサウジは行きませんって言い続けて、それでもサウジの辞令が出たらだね、しっかりと辞める準備を淡々として、次の手をしっかり打った上で、サウジに行って、とにもかくにもシーア派の友人作って、アラビア語だけをマスターして、仕事はちょう手を抜いて、アラビア語マスターしたぞ、と思えた瞬間に「あ、やっぱり、言ったとおりでした、駄目なものは駄目だって分かったので、退職します。」と言い残して、翌日に帰国するんだね。1年間、背水の陣でアラビア語勉強すれば、なんとかものになるぞ。アラビア語を勉強するためだけに1年修行と割り切って利用するがいい。シーア派の人間(ワッハーブ派の動物ではなく)なら、いくらでも紹介するぞ。んで、サウジのシーア派の本でも書け。キャリアになるぞ。
2009年4月4日
>daisukeさんええ、中東の中で唯一住んでもいいなぁと思えるのがエジプトですね~文化的に豊かな生活ができる。唯一の問題は日本食でしょうか・・・「1つのところを掘り続ける」という意味では、「途上国」と「経済発展・近代化・グローバル化」というのが、今までもこれからも僕にとってのキーワードで、それはこれからも一貫しているつもりです。もしエジプトにいけるなら、満足ですね。今、研修中なので正式に配属されたら、またご報告します!>きとうさんそうですね。一年だけなら「いい経験だった」と言える気がします笑しかし、産油国には興味湧かないなぁ・・・
2009年4月6日
紹介して!てか油田開発いいじゃん!!!石炭は全くイメージが湧かないんだけど。
2009年4月6日
あ、紹介するよ!じゃあ今度、御社と弊社でエネルギー飲みでもしましょう。
2012年3月3日
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