ガザ

ガザがひどい状況になっているようだ。
パレスチナ人の友人たちが無事にしているのか、気になっている。
 
イスラエルもひどいし、ハマスもひどいし、エジプトもひどい。
日本の活動家たちのほとんどは、ただイスラエルに反対すればいいと思っているようですが・・・
パレスチナも、アラブも変わらなければ、何も変わらない。
 
 
途上国の「貧困」問題とは往々にして近代社会が「創りだした」概念だと考えるようになってから、何が「問題」なのか疑うようになってきた。
けれども、イスラエル・パレスチナ紛争は「問題」だと、論理を越えた感情の部分でそう思う。
今の自分にできることは何もないのだろうけれども。
 

4 Comments

  1. manabu
    2009年1月3日

    ミクシーのあのワタナベが作ってくれたコミュで、イスラエルの非人道的な行為を非難することをくどいほど断った上で、エジプトがラファハ国境を閉鎖している事実をどう捉えるのか?という質問を「平和と人権と民主主義」を愛しているはずの日本人たちにしつこいほどしまくっているのですが、殆どろくなレスが返ってきません。イスラエル大使館前でのデモで警察や公安がどうたらこら言っているので、堂々と「国益」になる外交政策として広く国民に訴えて国政に声を反映させる運動を考えようと提案しても全くスルーされますし、暴力による民間人の殺害という方法を実践しているのはアル・カーイダなどのイスラム主義ジハーディストも同様に非難すると指摘したら、「どっちがテロリストか?」みたいな居直りでした・・・むしろ、逆にユダヤ教改宗者でイスラエル人と結婚して米国でのほほーんと平和な生活をしておきながら無責任にイスラエルの軍事行動も占領も正当化する日本人女性から援護射撃をもらう始末です。昔からうすうす改宗ムスリムの素朴なイスラム主義はともかくとして、サヨクを中心とする「パレスチナ原理主義」「アラブ原理主義」の底の浅さと偽善に気がついてはいたのですが、ここまで現状認識が歪んでいて、要するに「悪者に立ち向かう自分たちのかっこよさ」をアピールしたいだけのサヨクたちのカタストロフに過ぎないことが骨の髄まで分かりました。日本の「市民社会」の「人権」や「民主主義」がいかに歪んでいるのか、よく理解できました。全く、アラビア語話者やムスリムの民度の惨状を笑えません。本当に、この国の将来に希望が持てません・・・さっさとトルコ国籍取得して最終的にはトルコ国民としてトルコで生活したいです。

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  2. yusuke
    2009年1月3日

    >鬼頭さんコミュ見ましたよ。まぁ日本の民度なんてあんなものでしょう。サヨクだけでなく、ウヨクも。というか、どこの国でもあんなものでしょう。トルコも楽園ですかね??僕は誰にも、どこの国にも期待してないので。第一、日本人で一生懸命mixiで書き込みしてたり、大使館前でデモしている人間の中に、たいした人間なんていませんよ。実社会で相手にされてないから、一生懸命「問題」に首を突っ込もうとしてるだけですよ、往々にして。僕は商社等ビジネスの人間よりも運動家おじさん、おばさんの方が圧倒的に苦手です。論理的思考力に欠けてますから・・・昔、宮台が、「表出と表現は異なる」ということを述べていましたが、彼らの行為は単なる「表出」です。イスラエル大使館前でデモをするなら、同様にエジプト大使館前でもデモをやって欲しいと思います。そして、ハマス反対!とも訴えるべきだと思います。それができないなら、運動はやめるべきです。しかし、パレスチナで苦しんでいない我々が、それをやる資格があるのか?ムスリムでもない僕は、そこでYESとはいえません。だから、今の自分にできることは何もないと思っています。ちなみに、日本の新聞にも、ヒズボラのナスララ師の演説は出てましたよ。

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  3. manabu
    2009年1月3日

    >というか、どこの国でもあんなものでしょう。トルコも楽園ですかね??僕は誰にも、どこの国にも期待してないので。トルコ国民の民度には全く期待していません。ただ、近代化と人権と民主主義を肯定するスーフィー系ムスリムとして、世界で一番居心地がいい国だと感じているからです。日本国籍を捨てるつもりはありませんが、日本より居心地がいいし、将来に希望が持てるので。(って言うのは、結局いつか日本はナショナリズムの立ち上げなおしを迫られるし、そうなるとこれまた歴史の法則どおり天皇を持ち出すしか方法はないし、ムスリムにとって居心地のいい国にはならないだろうと思うからです。)ま、更に言えば、ここまでナショナリズムが崩壊して、「国益」がなんなのか全く意味不明で、少しでも「政治的に覚醒」した「市民」は、ほぼみなさんプロ市民サヨクという言説空間で、知識人として表現をする意味も見出せないということです。時間はかかりますが、トルコ語とアラビア語をきちんと習得して、著作活動をしたいですね。>第一、日本人で一生懸命mixiで書き込みしてたり、大使館前でデモしている人間の中に、たいした人間なんていませんよ。実社会で相手にされてないから、一生懸命「問題」に首を突っ込もうとしてるだけですよ、往々にして。僕は商社等ビジネスの人間よりも運動家おじさん、おばさんの方が圧倒的に苦手です。論理的思考力に欠けてますから・・・要するに日本は市民社会に基づく民主的な独立主権国家ではなく、単なる生産のためのビジネス空間なんですね。生産と労働そのものに何の価値も見出せない私には全く興味のない空間です。>イスラエル大使館前でデモをするなら、同様にエジプト大使館前でもデモをやって欲しいと思います。そして、ハマス反対!とも訴えるべきだと思います。それができないなら、運動はやめるべきです。しかし、パレスチナで苦しんでいない我々が、それをやる資格があるのか?ムスリムでもない僕は、そこでYESとはいえません。だから、今の自分にできることは何もないと思っています。論理的な帰結ですね。もはや、当事者同士が確信犯として殺し合いを望んでいる以上、他者に政治的介入の余地はなくなってしまったと。その通りです。私がこの問題に関して政治的な発言できる理由はムスリムであることと、この東地中海に深い愛情と記憶を持っていることの2点だけですね。>ちなみに、日本の新聞にも、ヒズボラのナスララ師の演説は出てましたよ。教えてくれてありがとう。そうですか、それでもあの「パレスチナ原理主義者」は、「アラブ人」による人権侵害に対して沈黙を選んでいるのですね。偽善以外何物でもありません。パレスチナこどものキャンペーンは昔お世話になった恩と、パレスチナ人の人道問題は、彼らの政治責任問題とは別次元として国際社会の贖罪だという信念がありますから、引き続き支援したいと思いますが、あの運動の参加者の多くは残念ながらそのような偽善的なプロ市民ですが。事務局がなるべく控えている政治的活動が私の信念から大きく外れるようになったら関与を止めますが、多少の矛盾は、スルーして目くじら立てることは止めようと思います。私は自分でパレスチナ支援のNGOを立ち上げて運営するまでの覚悟は全くないので、既存のNGOに多少の違和感はあっても当然と思うようにします。

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  4. yusuke
    2009年1月3日

    ヒズボラの演説の件は、かなり大きく朝日新聞に出てましたよ。大晦日の日に。ただ、パレスチナ関連の情報を見ている限り、あまり大きな話題になっていないみたいですね。ウヨクにしてもサヨクにしても、自分に都合の悪い情報は聞かなかったことにしますから。僕もイスラエル・パレスチナには特別な思い入れがある一方、日本社会では論理的な思考のできる人ほど平和活動には携わらないようなので、別の枠組みで何かできたらとは考えていますが。とはいえ、イスラエル人・パレスチナ人が変わらなければ、事態は何も変わらないだろうというのが、3年前からの結論です。

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