悔しい

とりあえず、こっちに来てから二週間が過ぎようとしている。
 
早くも担当していたプロジェクトの一つ、ピースキャンプが縮小、(または中止)となりそうだ。ファンドエイジングの問題だ。あてにしていたNGOが、急遽参加を見合わせたことに起因する。
 
私の目から見てもファンドエイジングがまずいようには見えた。改善点は色々あったように思う。
でも、どうしようもなかった。意見できなかった。
 
 
ヨーロッパのエリートたちがこんなに英語がうまいとは思っていなかった。ネイティブ並みだ。
今まで付き合ってきた中東やアジアの友人たちとはレベルが違う。研究所の職員たちと会話している時は内容を理解するだけで一杯一杯だ、いやむしろ理解さえできていない時が結構ある。
口語表現になると「聞き取れない」のではなく、「知らない」こともある。
 
 
仕事以前に英語をなんとかしないと、お話にならないみたいだ。中東やアジアで色々やってたときとは状況が異なる。
 
悔しすぎる。
 
 
とりあえず、8月のキャンプはよく分からない方向になってしまった。
そして残念ながら、少なくとも今の私の能力では「ヨーロッパ」の人間達と「対等」に仕事をすることは不可能だ。
 
これから今年一年の計画をゆっくり練り直したいと思う。
 
 
 
 
本当に悔しい。毎日が悔しすぎる。
 
そういえば二年前ちょうど同じ思いをした。イスラエル人・パレスチナ人の言っていることがさっぱり分からなかった。
 
だからあの時と同じく「これからが勝負だ」と、自分を慰める以外に仕方がない。
 
 
 
 
 
世界の壁は本当に高かった。

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