今、家に着いた。
今日までの一ヵ月半、バングラデシュ、インド、ネパール、タイ、ラオスと旅してきた。
旅をしているうちに、所謂「観光地」にはほとんど行かなくなった。
新たな町に行くと、バイクを借りて何時間も走ってみる。
どんな大都市であってもバイクで少し走ってみれば、すぐにのどかな田園風景に変わる。
そしてふと見つけた茶屋に、バイクを降りて入ってみる。
その土地の匂いを感じ、その土地の人と出会い、時には一日中「どうでもいい」話を続ける。
別れ際には決まって、「今度はいつ来るんだ?三ヵ月後か?」との質問が待っている。
冗談で言ってるのかと思いきや、本人は至って真面目な顔だったりする。
世界は本当に美しかった。
色々な人々がいて、色々な考えを持って、日々を生きていた。
でも、同時に世界には山のような「不条理」があって、旅の途中何度もそれに直面した。
私は何をすべきなのだろう。何ができるのだろう。
オールドダッカの夕日はきれいだった。
そこにいた物乞いの少年は私の首から下げていたカメラを指差し、近くで物乞いをしていた足のない少年を呼び寄せた。
シャッターを押したあとも、彼はじっと私の目を見つめていた。他の少年たちのように、デジカメの液晶に写った自分の姿を見て、はしゃぐようなこともなかった。
ただ、あまりに瞳が強かった。
2006年4月17日
おかえりー
しゅーへーもそろそろ帰ってくるのかな?
また土産話聞く機会あると嬉しいな
ではごゆっくり疲れをいやしてね
2006年4月17日
4月後半は日本にいると思うので、お時間があれば是非お会いしましょう!
2006年4月17日
偶然このブログをみつけ、すごく刺激を受けました。そして、自分にもやる気が出てきました。
今後も活動がんばってください。応援してます。
2006年4月18日
>ひろさん
ありがとうございます。そう言っていただけると、私もとても嬉しいです!