日本・イスラエル・パレスチナ学生会議を引退して

日本・イスラエル・パレスチナ学生会議という団体を引退した。 イスラエルとパレスチナ、対立しあう両者に対話の機会を創出すること、そしてイスラエル・パレスチナの1人姿を日本社会に発信すること、その二点を元に活動してきた。   イスラエル人・パレスチナ人は対立しているにもかかわらず、市民レベルではほとんど会うことができない。また日本人の多くは、イスラエル・パレスチナの紛争を「遠い」紛争と捉えがちである。 そのような状況に対し、学生なりにアプローチできたらと思った。   私の大学生活二年間はこの団体に捧げられた。 特に大学一年の冬からは団体の代表として活動していたため、大学にもほとんどいけなかった。 ...

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告知!!

明日はクリスマスイブです。 私はクリスチャンではありません。無神論者です。   そこで団体の報告会を行ないます。 最後の報告会です。特にICU生の皆さん、場所は武蔵境ですよ。   どうせ皆さん暇でしょう? ぜひ来てください!!   ■第三回 日本・イスラエル・パレスチナ合同学生会議■      武蔵野報告会 ~対話の先に~ 日本・イスラエル・パレスチナ学生会議は、「紛争の続くイスラエル・パレスチナの学生の間に対話の機会を創り出すこと」「イスラエル・パレスチナに生きる人間の声を日本社会に発信すること」を目的に2003年に設立されたインターカレッジの学生団体です。 今年8月に両地域の学生を12名招...

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近況

なんだかんだ言って忙しく、日記をつける間もない。カンボジア日記もまだ4日目あたりだ。   帰国後、大学の三学期が始まる。しかし多忙な私にとって大学に毎日行くのは厳しい笑 今日で一週間大学の地を踏んでいない。   先週金曜日からの三日間は国際学生シンポジウムなるイベントに参加した。二泊三日で「テロ」の問題について議論し続けた。   私は社会学、宗教学、中東情勢の立場から発言を行ったが、国際政治学、法学などの立場からこの問題を語る方々もいて非常に勉強になった。学問に関してはまだまだ甘い点があると、再認識。   そして、参加者とも緊密な関係を築くことができた。ここで友人となった学生たちが、今後この社...

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カンボジア旅日記③

アンコールワットでは、ぼっとしているとすぐに物売りの子供達に捕まる。シルクスカーフやアクセサリー、アンコールワットの解説本などを売るためだ。 案の定、私の周りにもたくさんの子供がやってくる。 8歳ぐらいの子供が流暢な英語でモノを売ってきたので驚く。年齢を聞くと"fifteen"と答える。   「おかしい」と思い他の子供にも年齢を聞く。だいたい同じようなものだ。 見た目と実年齢が異なる。 カンボジア人ドライバーの言葉、"Now the life is better"を思い出した。おそらく幼い頃の栄養状態がよくなかったのだろう。     そのうちの1人に話を...

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カンボジア旅日記②

シェムリアップに着くと、夕飯をゲストハウス内で食べた。 バスの中にいたカンボジア人と話込む。アンコールワット内のドライバーとして雇って欲しいらしい。   交渉したところ、一日1人5ドルまで下げられた。 (後でカンボジアの物価を知ってわかったが、おそらくもっと下げられた。後悔。) ただ英語が使えるドライバーだったので、カンボジア事情のリサーチができたことは、非常に良かった。         翌日朝7時。ドライバーがゲストハウスまで迎えにくる。 トゥクトゥクと呼ばれるバイクの後ろに二列のシートがついた乗り物で、アンコールワットへ向かう。     アンコールワットは期待したほどでもなかった。 春にヨ...

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カンボジア旅日記①

もうとっくに日本にいるわけですが、カンボジアの日記でも書きます。     タイで一日遊んだ次の日の早朝、迎えの車が宿泊先のゲストハウスまで迎えにくる。 車の中で爆睡していると、いつのまにか国境にいた。バンコクから国境、国境からシェムリアップまでのバスの手配は全てタイの旅行代理店に頼んでいたので、流れにのればよかっただけ。楽だった。   国境近くのレストランで昼過ぎまで待たされ、その後国境のガイドらしき人と共にカンボジアに入る。     カンボジアに入ると、シェムリアップ行きのバスの乗り場で待つことに。ガイドからバス乗り場の隣の両替所で両替を勧められる。勧められるまま、両替をしそうになる。 が、...

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カンボジアの経済構造

帰国した。旅の様子は改めてブログにアップしたいと考えている。 タイは純粋に楽しかった。ここで大学生やったら楽しいだろうなと思った。留学を検討中である。    一方カンボジアでは悩んだ。     まずシェリムアップ周辺に限定して経済構造の歪さについて書きたい。 ここでは現地の人間から聞き取りを進めた結果を書く。聞き取り調査なので、事実と異なる部分があるかもしれない。       まずシェリムアップ周辺が「観光に依存した地域」であることを確認する。 つまりアンコールワットがもたらす経済への恩恵は、その入場料(一日20ドル)収入にとどまらないのだ。ホテル、タクシー、土産店、ガイドなど、様々なところに...

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