夏に呼んだイスラエル人・パレスチナ人とは、掲示板やメーリングリストなんかを通して連絡をとりあっている。この前、あるイスラエル人からメッセージが書き込まれていた。(注;彼は日本を勉強中)あえて、彼の「つたない」日本語のまま載せる。言語を越えて彼の思いが伝わった。
「ヒシャムは私たちに訪ねたかったが、限界を超えられなくてイスラエルに入れなかった。
会議のうちに、みんな平等だったよ。今、また、階級が表れる、違う民族から。
それで、ちょっと悲しいよ。
何をしなくてはいけない。
会議のうちに、みんな平等だったよ。今、また、階級が表れる、違う民族から。
それで、ちょっと悲しいよ。
何をしなくてはいけない。
じゃ、お前は?」
ヒシャムとはパレスチナ人の参加者。そのヒシャムがイスラエル人のメンバーを訪ねようとしたが、やはり彼はイスラエルの領域に入れなかったと。そのことをイスラエル人参加者のゾハ-ルは悲しんだ。会議の時は皆「平等」に過ごすことができたのに、と。
「じゃ、お前は?」と自分に問うた彼は、後にメーリングリストに具体的な活動方針を流していた。
一つ目の提案は、イスラエル人が安全に簡単に入れるパレスチナの場所を探すということ。そこで具体的な活動を始めるという。二つ目の提案は彼がイスラエル政府に手紙を書くということだった。二つ目の提案について一部抜粋する。
second of all: since i feel it is very important that we be able to come to see each other’s home, and meet our family and friends, i intend to write a letter to the israeli minister for domestic affairs, plus a couple of other israeli parlament members.
i will ask them for a solution, like giving a special pass for the six palestinians of the conference, in order to keep the JIPSC organization working also here, in israel and palestine
「じゃ、お前は?」
自分に問えば問うほどむなしく響く。
2005年10月7日
What would you do? 「じゃ、お前は?」を英語にしたら↑なるのかな。政治をうごかせるものはかぎられている中で、何ができるか何をするか。これは当事者だけでなく他国の人にも言えること。学問として問題を学ぶのもイイけど、あたしは机上の空論だけで終わらない、終わらせない何かができる人になりたいです。そして、安田さんもそういう人になれるとイイと思います・・・。
2005年10月16日
うん。学問だけで何も動かない、古いタイプの学者を結構知っているけど、魅力かんじないよね。でも常に行動する人間でありたいとは思うんだけど、今の自分は足りないものがあり過ぎます・・・ルーマニア行って色々なことを勉強して、それを今後の活動に還元できたらと思う。
2005年10月20日
お、なんかそういう安田さんの意見聞くのすごい嬉しい☆ほんと、お互い異国の地でふんばってでっかくなりましょう~!!