金曜日は夜バイト。塾講師。二月一杯で辞めることになった。団体の仕事のせいで、バイトを休むことも多く、迷惑かけっぱなしだった。
でも4年間という少ないモラトリアムを無駄に過すわけにはいかない。この四年間で学術的知識は大学生の中でトップクラスになりたいし、同時に実際の活動でもある程度の成果を残したい。自分を学術的に高めながらも、世の中に対しできることをしたいのだ。周りの大学一年生を見渡せば、たいして本も読んでないし実際に将来に向けて活動してるわけではない。「世の中平和にしたい」みたいなことを言う人もいるけれども、結局何もしていない人が多い。だからこそ思う、口だけにはなりたくない。学生にだって世の中に対して何かができるはずだし、それを「まだ学生だから」とか「忙しいし」とか言い訳したくない。もちろん合コンしたり友達とダベッたりすることも楽しいけど、それを生活のベースに据えたくはないのだ。
今日のリングのミーティングの後に某Y氏と話した。彼は同じ大学の四年生で、当団体の発起人のお友達。一年生の僕から見ると、頭も良くて英語もできて、とても尊敬できる。そんな彼に二年生になるにあたっての授業の有効活用についての方法を聞いてみた。また海外の大学院についても聞いてみた。とても参考になった。
この一年間を振り返ってみて、大きな反省点は学術的な成長が見られなかったことであろう。ニ浪の疲れと団体の仕事が原因だ。今後は「生活の無駄を如何に省くか」がテーマとなる。時間は無限にあるわけではない。学問と活動を両立させようとするならば、無駄なパーティーに参加したり無駄に人脈広げたり生産性のないバイトを控えなければならないだろう。
さて話は変わる。昨日のミーティングには新メンバーの女の子が来た。上智の子で中東に11年も住んでいたらしい。しかも結構可愛く、服装がワタクシの好みでした。しかし薬指には指輪が・・・でも当団体の「熱さ」みたいなものを気に入ってくれた模様。とても嬉しい。その後は、昨日丸井で買ったお気に入りのスーツに身を包んだケイタと、ヨーコがうちに来た。その後、UNSAJのおサルとリングのタケも家に来た。軽く飲む。
今日は昼に起床し、映画を見た後リングのミーティングへ。見た映画は、「ルート181」。国際交流基金が主催したイベントだ。少し遅刻していくと、広い会場は満員。はじめは立ち見となった。
この映画はイスラエルとパレスチナの国連の分割案のラインに沿って、そこに生きる人々を撮った作品。乾いた大地と車のクラクション、照りつける太陽を思い出す。アラブ人は無駄に車のクラクションを鳴らす気がするwでもその音が、僕に中東を思い出させるのだ。僕が中東に関わっているのは平和への思いもあるけど、あの空間が単に好きなんだろうとも思う。
会場には、たくさんの知り合い(お世話になっている方々)がいた。某新聞記者さんやら、某NPOの人やら・・・中東に関わる日本人は意外に少ない。中東系のイベントに行くと、だいたい知り合いに会う。その狭いコミュニティーの一人に僕もなってしまったのかと思う。
某市役所からの帰りに、K嬢と日本の中東研究者について話していたのも思い出す。「結構小さなコミュニティーですよね~」、とか「色々よくわからない中東研究所がありますね~」とか他人ごとの様に話していたのだが、そこで言われた一言がある。「あんたも私もその中の一員になる可能性はあるんだよね。」
とりあえず、三月の中東旅行楽しんできますわ。