昼から学校に行き、放課後ジムで日課の筋トレ。少し所用を済ませた後に学生会議のミーティングへ。楽しい時間を過ごす。僕にとってこの学生会議は、自分の今まで絶対に人に見せてこなかった部分をさらけ出せる場所であり、同時にとてつもない刺激を与えてくれる場所。自分のダメな部分をさらけ出しているせいで、イジラレキャラになっているのは少々気に食わないが・・・それでも僕は彼らに出会わなければ、どんなにつまらない大学生活を送っていたのだろうかと思う。僕のダメ人間っぷりに付き合ってくれて、本当に感謝してます。僕にとっては最高の仲間です。
今日ふと、秋休み・冬休みの予定を考える。金はないがアフリカあたりにとんでみたい。それまでに彼女ができてたら、一緒に東北とか京都・奈良を散策するのにあこがれるが、後1、2年は彼女ができそうにないので諦めざるを得なさそう・・・彼女は欲しいが今の充実した生活が実は気に入ってたりする。というわけで、中央アフリカあたりを調べてみることにする。
それにしても、今日はおもしろいことが発覚する。僕にストーカーまがいの行為をしていたF嬢が、今度新たに僕の友人に電話攻撃を始めたらしい。ターゲットの変更。その友人は、当時F嬢に対しもっと僕に電話攻撃するようにけしかけていたため、僕も何か仕返ししてやろうと思う(笑)
今日は時間があるので中東日記を書く。7月8日続き・・・
博物館を出た後、四人でエジプトの庶民料理であるコシェリを食べに行く。道端のおじさんに道を聞いたのだが、はじめ何を勘違いしたのか宿に連れて行かれる。コシェリを食べた後、ハンハリーリの市場に行くことに。タクシーのおっさんと仲良くなり、女の子二人は明日ピラミッドに連れて行ってもらうことにしたいた。僕はもうイスラエルに旅立たねばならなかったので、せっかくエジプトに来ていながら行けなかったのだが・・・
ハンハリーリに着くと現地住民に話しかけられる。案内してやろうか?ときかれたので、" I don’t have so much money"と答える。しかし、金なんかとるわけないだろ!と言われる。ちょっと怪しんだが、案内してもらった方がおもしろそうなので、案内してもらうことに。アメリカに留学していたこともあるらしく、英語もキレイで聞き取りやすかった。
まず観光客向けの市場と地元民向けの市場のどっちがいいか?と聞かれる。地元民向けの市場の方がおもしろそうなので、そっちにする。まずかなり怪しげな雑居ビルの中のパピルス工場へ。女の子一人と韓国人の男は、すごく嫌そうだった(笑)僕はまぁ大丈夫だろうと、どんどん中へ入る。目的地に着くときれいなパピルスを安く買い、満足。特に危険な目には合わなかった。その後モスクに連れて行ってもらう。僕はこのときの絶景を一生忘れることができないんじゃないかと思う。(写真参照)
しかし道を歩いている途中、このエジプト人の青年がなぜこんなにも親切に案内してくれたのか疑問に思った。なんせ合計五時間もタダで案内してくれたのだ。そこで率直に聞いてみた、「なんでこんなにも親切に僕らを案内してくれるのか?」と。すると彼はこう答えた、「この町は自分の町なんだから、当然じゃないか。なんでそんなこと聞くんだい?」質問をした自分の人間の小ささに気付き、恥ずかしくなった。
最後に喫茶店で休む。すると近くの小学校に通う子供たちがよってくる。(写真参照)僕はついつい一人で彼らと約二時間もの間遊んでしまう。僕は彼らの笑顔が今の忘れられないし、頭の中だけにあった中東和平が実感をともなって僕の中で「行わなければならないもの」として、感じられたのだった。近年エジプトの情勢は比較的安定しているが、やはり中東情勢は不安定だ。いつどうなるかはわからない。おこがましい言い方かも知れないが、ぼくは彼らを守りたいと思った。
そして、ある靴磨きの少年とも話した。小学校に通う少年のうちの一人の友達らしい。ボロボロの仕事着を指差して、"made in Japan"と笑った。素敵な笑顔だった。月並みな表現かもしれないけれども、豊かさってなんだろうと思った。